場所 | 長野県安曇野市 |
年月日 | 2023年7月15日 日帰り |
天候 | 小雨 稜線は南西の爆風 |
山行種類 | 一般登山 |
交通手段 | マイカー |
駐車場 | 三股の駐車場(第一駐車場)を利用。ハイシーズン前だが下山時はほぼ満車だった |
登山道の有無 | あり |
籔の有無 | 無し |
危険個所の有無 | 無し |
山頂の展望 | 晴れれば大展望 |
GPSトラックログ (GPX形式) | ここをクリックしてダウンロード |
コメント | 梅雨前線が日本海から東北に停滞して東北北部で大雨で、北アルプスでも荒天予報だったが雨は小降りと予想されたので三連休初日に出かけた。太平洋高気圧の縁を回って前線に吹き込む南西の風が爆風予報のため、山頂直下まで風がブロックされる蝶ヶ岳へ。標高が低い谷筋でも風が強く、ハイマツ帯に出てからは風のピークでは構えていても風に押されて登山道を外れるほどの強風で、最大瞬間風速は30m/s程度あったと思う。あまりの強風にイワヒバリが飛ばずに地面を歩いてハイマツ帯に入るのを初めて見た(汗) 写真撮影する余裕もほとんど無かったが、周囲の山はガスがかかってほとんど展望は無かった。雨はずっと小雨程度。樹林帯のオサバグサ、稜線のミヤマキンバイはほぼ終わって今は標高2500m以上のミヤマキンポウゲが主役。あと1週間くらいで樹林帯のカニコウモリが見頃になりそう。3連休だけあってこの荒天でも100人くらいとすれ違ったと思うが、あの爆風では稜線の影となるテント場でも単独でのテント設営はほぼ不可能だろう |
蝶ヶ岳から見た北側の展望。雲よりの下の淡い霞は雨粒。他の方向は真っ白で何も見えない状況で槍穂もガスの中だった |
三股第一駐車場。雨が降っている | 力水。水量が多い |
ゴジラの木 | 午前4時半でライト不要な明るさに |
予想外に常念岳山頂が見えている | まめうち平 |
ヤグルマソウ | サンカヨウ |
蝶沢。まだ水が流れていた | 蝶沢脇の僅かな残雪 |
モミジカラマツとカラマツソウの違い。花は同じだが葉が異なる。今回は雨のため花が濡れて開いていなかったのが残念 | |
ズダヤクシュ | ゴゼンタチバナ |
常念岳が雨に霞んでいる | オオヒョウタンボク |
オサバグサ。標高2300m以上ではまだ咲いていた | マイヅルソウ |
オオサクラソウ。花はハクサンコザクラ等に似ているが、葉の形状が大きく異なるので容易に見分けられる | |
標高2500m付近のズダヤクシュ | 登山道脇のミヤマキンポウゲ |
セリ科の何か。葉の形状からしてハクサンボウフウっぽいが・・・・ セリ科は花がほぼ同じなので葉で見分けるしかない | |
シナノキンバイ | ツマトリソウ |
森林限界に出る直前に強風に備えて雨具着用(ここまでは傘) | ベニバナイチゴ |
雪が消えたお花畑 | アオノツガザクラ |
僅かに咲き残ったミヤマキンバイ | コイワカガミ |
ミツバオウレン | ミヤマキンポウゲ |
標高2650mでもズダヤクシュ。もう高山植物の範疇だ | キヌガサソウ |
マイヅルソウも標高2650mでも咲いていた | ハイマツ帯に出ると予想通りの爆風で登山道外に押し出されそうになる |
コケモモの群落 | コケモモの花。開花しているのは今年初めて見た |
ハイマツの影のバイカオウレン | バイカオウレン。花弁がミツバオウレンより広い |
テント場脇のお花畑は早くも終盤 | お花畑のヨツバシオガマ |
上高地に下山するパーティー | 葉の付け根の形状からハクサンシャクナゲ |
蝶ヶ岳山頂 | 山頂から蝶ヶ岳ヒュッテを見る |
シナノキンバイ | 標高2350m付近のオサバグサの群落 |
マルバダケブキ | カニコウモリは開花直前 |
蝶沢 | どうやらランの一種のキソチドリらしい。初めて見た |
まめうち平 | ギンリョウソウ |
チダケサシっぽいが自信なし | ツルリンドウっぽい |
コバノイチヤクソウ。イチヤクソウは平地にしかないらしい | ゴジラの木は撮影場所として人気 |
力水 | 高校パーティーと思われる10人前後 |
ユキノシタ科チダケサシ属の何か | 標高が低いがセンジュガンビに間違いなさそう |
三股分岐 | アジサイ |
登山指導所には人が入っていた | 林業作業者の車の列 |
キツリフネ。ツリフネソウの黄色いやつ | ツリフネソウ |
今年初のソナバ | 今年初のウツボグサ |
クイガイソウ。標高が低いせいか花がやたらと長い | 三股着。区画は満車だが路側が空いているので少ない方 |